みうらでは在来工法プレカットと併せて3つの金物工法に対応しています。構造材の接合部に特殊な金物を使用し、ボルトを使用せずに強度を保つことが可能となります。
また、切削加工を極力少なくすることで加工精度も上がり、木材そのものの強度を生かした構造となり、大切な家の骨組みをより強固なものにします。
このトラスの場合、従来のやりかたでは1基組むのに2時間かかっていましたが、P3+を使うとわずか30分で組み上がりました。
通し柱の胴差部分には大きく穴をあけます。この加工(ほぞ穴)に桁のほぞがぴったり入って強度が保たれます。
ホールダウン金物を取り付けると壁の断熱材を切り欠かなければなりません。
組み終わってから仕口継ぎ手に羽子板 ボルト等の金物を取り付けます。 全ての柱の上下に柱頭柱脚金物を取り 付けなければなりません。
柱材に対して最小限の穴あけ加工にとどめ、金物を使って接合します。部材自体の強度を生かした工法です。
ホールダウン金物と同等の強度を有する金物も木材の表面には出ませんので断熱効果を損ないません。
金物は工場で取り付けていますので、組み立てる時にピンを打つだけ。あとの羽子板ボルトや柱頭柱脚金物の取り付けが不要となり、上棟が早くすみます。